ブーケとブートニア

昔から男性が女性に花を贈るのは求愛の表現といわれています。
そのクライマックスが結婚式の日に贈られる花で、これがウエディングブーケの起源です。
女性はその求愛を受け「Yes」の言葉に代えて、もらった花束から一輪を抜き、男性の衿のボタン穴に挿したのがブートニアの始まりです。

ウエディングで使用する人気の花

【ブーケ】バラ/ラン/アマリリス/ガーベラ/カラー/ゆり/芍薬/ユーチャリス/すずらん

気になる花言葉

赤バラ
黄バラ 友情
ピンクバラ 感謝
白バラ 無邪気
チューリップ 愛、永遠の愛情
ゆり 純潔
胡蝶蘭 あなたを愛します
カーネーション 魅惑、愛
ジャスミン やさしさ
すずらん 幸福が訪れる、純愛
ひまわり あなただけを見つめています
ガーベラ 崇高美、究極美、神秘
カラー 情熱、清らかさ

ブーケトス

本来、花嫁がブーケを挙式後に投げて受け取った人が次に結婚するという幸せのバトンタッチです。
けれど、挙式で使ったブーケではなくトス用に別のブーケを用意してそれを使う方が多いようです。

ブーケプルズ

ブーケトスの一環としてブーケを投げずに友人の人数分のリボンをブーケと一緒に持ち、ブーケに装着してあるリボンを引いた人に幸せのおすそ分けとしてそのブーケを渡すという演出です。

白無垢と打掛

白無垢はけがれのない美しさのみならず、白が何色にも染まるように嫁ぎ先の家風にも染まるという花嫁の心を表すといわれています。
現在は白無垢で挙式を行い、披露宴で色打掛をお召しになられる方が多いようです。

綿帽子

神仏の前では女性は顔を見せないという習慣から、頭から顔をおおう綿帽子をつけていました。
また、はじらいやたしなみとして新郎にしかお顔を見せないといういわれもあります。

ゲスト選びに迷ったら・・・

自分が以前に結婚式に呼ばれた相手は原則呼びましょう。
いま、疎遠でもこれから付き合いたいと思う相手なら呼びましょう。
遠慮してほしい人は両家の事情により・・・とやんわり断りましょう。
遠方在住者なら旅費負担の可否を伝えて、判断は任せましょう。

受付・スピーチ・余興などの依頼

受付は披露宴の第一印象を与えるところなので、礼儀正しく気配りができる人をお勧めします。
スピーチや余興は人前で上がるタイプの人は避けて、宴会など場慣れしている人にお願いすれば相手の負担も少ないことでしょう。 また、お願いをするときは直接会ってお願いするのが望ましいですが、会う機会がなければ事前に電話で打診をしておきましょう。
相手から快諾を頂いたら改めて招待状の中にカードを同封し正式に依頼をしましょう。
メールでのお願いは避けた方がいいでしょう。

招待状の作成と発送

招待状は慶事切手で2か月前には発送しましょう。
主賓や上司には手わたしがマナーです。郵送よりも手わたしのほうが丁寧であると覚えておきましよう。
また、招待状の文章には句読点をつけないことに注意して下さい。
また段落をかえる時も一字下げないのがしきたりです。
おめでたいことに区切りや終わりがないように、という意味が込められています。

招待状の宛名

招待状の宛名は手書きの毛筆が正式です。
筆がうまく使えない人は式場の方にお願いする筆耕というシステムを利用しましょう。
毛筆の代行サービスです。一部150円から200円が相場でしょう。
手作り、節約派は毛筆に近い書体をパソコンで印刷する、筆ペンを使用するなどの方法もあります。
ボールペンは絶対避けて下さいね。
上司を夫婦でご招待するなら上司の名前の横に令夫人と書くのが正式です。
友人や親せき夫婦などは夫婦の名前をそれぞれ、お子様もお招きするならお子様のお名前も並べて書いてあげましょう。